【タッチパネルを回転】
OSは、液晶とタッチパネルを別のデバイスとして認識しているので、液晶の回転と連動しません。
そのため、タッチパネルは、液晶を縦長に配置した時の状態で座標を返します。
一方で、液晶の表示は横長の状態でマウスカーソルなどを表示するため、位置関係が合わなくなります。
タッチパネルのドライバに対して、座標を回転させてから通知するように指示することで解決します。
指示は下記のコマンドを実行することによって行います。
$ xinput set-prop 'Goodix Capacitive TouchScreen' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1
|
ただし、この指示、再起動するとリセットされてしまいます。
ログイン時に、自動的に指示するように、自動起動に登録します。
[Win]キーを押して、検索窓に「自動」と入力すると、[自動起動するアプリケーションの設定]というツールが表示されます。
これを起動して、[追加]をクリック。
名前のところには、「touch pad rotate」などと記入(何でも良い。)
コマンドのところには、上記の xinput〜 を記入。
説明のところには、「タッチパッドの回転」などと記入(何でも良い。)
[保存]をクリックして再起動すると、ログイン後からタッチパネルの認識座標が正しい位置になっているのを確認できるはずです。
※この方法だと、ログイン画面(LightDM)には効果がありません。
[前へ] [上へ] [次へ]
更新日: 2017年3月10日